看護学生さんとピアサポーターの温かな交流の時間
令和8年8月27日(木)、深川市立高等看護学院の学生さん4名が、実習の一環として北空知障がい者支援センターあっぷるに来所されました🍀
当日は、あっぷるのピアサポーター5名が、自身の経験に基づく「リカバリーストーリー」(病気や困難を経験した人が、回復に向けて歩んできた道のりを語る取り組み)を学生の皆さんにお伝えしました。その後は質疑応答と意見交換が行われ、学生さんたちからは温かく、また実践的な質問がたくさん寄せられました。
活動・プログラム内容紹介
ピアサポーターによるリカバリーストーリー発表
ピアサポーター(自身の経験を活かして、同じような困難を抱える人を支える活動をしている方)5名が、それぞれの回復への歩みを学生の皆さんに語りました。過去の経験を「誰かのために活かしたい」という思いのもと、一人ひとりが丁寧に自分の言葉で伝える時間となりました。
質疑応答・意見交換
学生さんからは、実践的で熱心な質問が多く寄せられました。例えば「入院中に看護師に言われて良かった話」を尋ねられた際には、ピアサポーターから「退院後の社会資源(生活を支える制度やサービス)の情報を教えてもらえたことで、入院中から退院後の生活の見通しを立てられたのが良かった」といった体験談が語られました。
ピアサポーターそれぞれが自身の経験を振り返りながら応答し、お互いの想いを分かち合う温かな交流のひとときとなりました。
参加者の声・反応
深川市立高等看護学院の学生さんから寄せられた感想の一部をご紹介します。
「ピアサポーターのリカバリーストーリーを通して、他者からの支援が回復への力となり、その経験が新たな支援へとつながる循環の重要性を学びました。また、当事者同士が経験を共有し、共感し合う場の意義を実感しました。」
「ピアサポーターの方の経験を聞き、同じ経験をしたからこそ分かる気持ちや悩みがあると感じ、経験を活かして相手の話を聴き、支えることの大切さを学びました。また、経験を誰かの支えにつなげられるピアサポートの力を感じました。」
「今までの経験を『誰かのために活かしたい』という思いを持ち、ピアサポーターとして活動されている姿から、過去の経験がその人にとって苦しいだけのものではなく、現在の自分の強みや誰かを支える力にもなり得ることを学びました。」
「ピアサポーターの方のリカバリーストーリーを通して、周囲の支援の重要性を学びました。支えてもらった経験が、今度は自分が誰かを支えたいという思いに繋がり、支援の良い循環が生まれていると感じました。また、当事者同士思いや経験を共有することで心が軽くなったというお話から、あっぷるのような場が必要であると強く思いました。」
成果・今後の展望
今回の実習では、ピアサポーター5名が自身のリカバリーストーリーを伝え、学生の皆さんと質疑応答や意見交換を行いました。
学生の皆さんからは、当事者同士が経験を共有し共感し合う場の意義や、支えてもらった経験が次の支援につながることの大切さについて、理解を深めたという感想が寄せられました。
また、ピアサポーターにとっても、自身の経験を振り返りながら一人ひとりの言葉で丁寧に伝える機会となりました。
今回の実習が、これから看護を担う学生の皆さんにとって、当事者の視点やリカバリーへの理解を深める機会となっていれば幸いです。
まとめ
深川市立高等看護学院の学生さん4名と、あっぷるのピアサポーター5名による今回の実習交流は、それぞれの経験や想いに触れ、学びを分かち合う時間となりました。🍀
あっぷるでは、当事者の経験を大切にしながら、地域の皆さんとの交流や相互理解につながる取組を進めてまいります🌸


